AIカメラ導入の流れ

LegasysAI about image

1. 要件定義

要件定義を行います。お客様のニーズを明確にし、システムが実現すべき機能や性能、制約条件を文書化します。

VNX AIカメラサーバー要件分析のポイント

  • 人間の目視で判断が明らかなものの分析に限ります。
  • VNX AIカメラ分析サーバーは最小分析間隔が1分間です。毎分、1分間の映像から1セットのデータを出力し、秒単位のデータは分析後破棄されます。
  • カメラから分析対象物までの距離はカメラ映像の解像度と分析対象の大きさにより決まります。要件により差がありますが、カメラ画像内で分析対象エリアが60ピクセル以上であることが望ましいです。
  • VNX AIカメラサーバーはネットワークカメラのRTSPストリームを利用します。RTSPをサポートしてるカメラであれば既設カメラも利用可能です。GigEVisionやGenICamはサポートしていません。
  • 分析のためにトラッキングが必要かどうか。
  • 分析のために深層学習モデルが必要かどうか。
  • 必要カメラ台数、戻り録画機能の要否をある程度把握します。 カメラ台数と録画機能により、サーバーのCPUコア数、メモリ容量、ストレージ容量が必要になります。

2. デモンストレーション

カスタムモジュールの開発が必要であったり、カメラ映像への接続が困難な場合など、デモンストレーションが難しい場合は実際の映像を録画し、VNX AIカメラ分析サーバーで分析を行い、分析結果を確認します。

3. システム構成決定

サンプル映像での分析結果に問題がかなければ全体のシステム構成を決定します。外部APIとの連携や、データの保存先、表示先を決定します。

4. ハードウェア向けの現地調査

サーバーの設置場所やカメラモデルの選定、取り付け場所や取り付け方法の決定を行います

5. モジュール開発・API開発

弊社の開発チームが、お客様の要件に合わせたモジュールを開発します。モジュールの開発が完了したら、AIカメラサーバーに組み込みます。

6. インストールとコミッショニング

インストールとパフォーマンスチューニングを行います、コミッショニングを行います。必要であれば一定期間試運転を行います。