VNX AIカメラ分析サーバー

LegasysAI about image

VNX AIカメラ分析サーバーとは

VNXはAIを利用したサーバー型カメラ映像分析ソフトウェアです。複数のIPカメラに同時接続、映像分析を行い求められるデータを抽出、数値化します。

何ができますか?

ネットワークカメラやIPカメラの映像を分析し、カメラ映像から抽出、数値化されたデータを保存、表示します。

映像内の何を数値化できますか?

目視で判断可能な物体の状態を数値化することが可能です。プロジェクトごとにカスタマイズされた分析モデルを構築できます。例えば「工場の機械が正常に稼働していたかどうか」「駐車場で車が駐車されていたかどうか」「特定の物体が指定に位置にあったかどうか」「人が滞在していたかどうか」「荷物を積んだフォークリフトが何台通過したか」等、目視で可能な認識は簡単に行うことができます。

映像の数値化のメリットは何ですか?

目視作業を自動化できます。分析結果はデータベース化されることから、さらなる分析が可能です。目視の欠点である個人差や見逃しがなくなります。異常や状態変化を即座に通知することで迅速な対応が可能となります。

映像も見れますか?

録画の条件を設定し、録画映像を後から再生することが可能です。

複数カメラに接続可能ですか?

はい、VNXは複数のネットワークカメラに接続することが可能です。また、同一カメラ映像内に監視エリアを制限なく設置することが可能で、監視エリアごとにデータを出力します。IoT等のプロジェクトでは複数のセンサーを設置しなければならないようなシーンでも、カメラ映像内に対象画像が収まっていればまとめて分析が可能ですので大きなコストメリットを発揮します。

一般的なシステム構成

vnx system structure

① IPカメラ ネットワークカメラ

一般的なIPカメラを利用できます。既設のIPカメラへの接続も可能です。既設カメラから取得できる映像が分析に不十分な場合は新規IPカメラの取り付けを検討します。

② AIサーバー

ここにVNXをインストールします。インストールされたVNXには分析用サーバーアプリ、基本セットに含まれる分析モジュール、録画モジュール、ウェブアプリなどが含まれます。サーバーOSはLinuxを使用します。CPU等のサーバー本体スペックは接続カメラ数や分析内容により決定します。また、サーバーはAmazon AWSなどが提供するクラウドサーバーを利用することも可能です。

③ ウェブアプリ

VNXが標準装備するウェブアプリを通じてAIサーバーの操作やデータや映像の観覧を行います。データ観覧は他社ダッシュボードなどへAPI連携することも可能です。Eメールやプッシュ通知機能も追加可能です

④ 追加分析モジュール

お客様専用の分析モジュール(分析モデル)はプラグインとしてVNXにプリインストールされ、③のウェブアプリ上でそれぞれのカメラに割り当てることが可能です。

VNXの使い方はとても簡単!

VNXは誰でも使えるシンプルなソフトウェアです。接続するカメラを登録し、それぞれのカメラ映像内に、ROIと呼ばれる「分析対象エリア」を任意で設置し、分析を開始します。

ステップ1 カメラを登録します

IPカメラやネットワークカメラを登録するにはhttpやrtsp等のプロトコルによるカメラアドレスが必要です。例えば「rtsp://user:password@192.168.1.17/MediaInput/h264」のようなアドレスです。アドレスが不明な場合はカメラの取扱説明書を確認するか、カメラメーカーに問い合わせてみましょう。カメラごとに分析に使用するモデル(プラグイン)を選択できます。下の動画ではネットワークカメラを一台登録する様子をデモンストレーションしています。

ステップ2 ROI(分析エリア)を登録します

ROIとはRegion of Interestの略で、カメラ映像内の分析箇所を指定できます。まず登録済みのカメラ映像を呼び出し、映像上にマウスでドラッグしてROIを描画します。ROIは複数設定可能です。下の動画では2つのROIをステップ1で登録したカメラ映像内に設置するデモンストレーションをしています。こちらは長方形のROIでのデモンストレーションですが、ひし形を使って柔軟にエリアを設定することも可能です。。

ステップ3 分析開始!

すべてのカメラにROIを設定し終えれば、いよいよ分析スタートです。スタートボタンをクリックすればVNXはすべてのカメラ映像の分析を開始、24時間365日、データを生成し続けます!

データ表示の一例

vnx data display

データ表示の一例

vnx data display

分析モジュールについて

カメラ映像分析ではお客様や現場ごとに、様々な分析内容が求められます。VNXではお客様の専用分析モジュールを開発しプラグインとして個別に実装することができます。これにより完全にカスタマイズされた分析を低価格で開発・実装することが可能となっています。

稼働検知モジュール(基本モジュール)

VNXサーバーに標準装備されている稼働検知モジュールです。ROI(指定エリア)内の動く物体をとらえ、動きの量を数値化します。下の動画は工場生産ラインにてIPカメラの映像から5つのROIを設置し、機器の稼働を実際に演算してる様子です。VNXで最も人気のある基本モジュールで主に稼働率の可視化に利用されています。

専用状態検知モジュール(オプショナルモジュール)

完全カスタマイズ可能な分析モジュールです。ROI(指定エリア)内を分析し、どの様な状態にあるかを判定します。下の実演動画はシグナルタワー(アンドン)の状態を読み取っている様子です。最も簡単なシグナルタワー監視ソリューションの一つです。

※ これは状態分析の例の一つです。シグナルタワーではなくても、様々な場所や物体において目視で判断可能な状態はAIに学習させ判定させることが可能です。

AIによるシグナルタワー検知

センサー取り付けや配線は一切不要!カメラに移すだけでVNXのAIがシグナルタワーの状態を読み取ります。障害発生状況の把握や予測、目視確認作業の撤廃を支援します。

AIによる手の状態検知

手の状態をカメラで検知し、データ化することで安全の確保や作業効率の改善にいかしています。

サーマルカメラ映像での顔検知

サーマルカメラ映像上で人間の顔を認識し、顔セグメント上の最大温度を取得する例です。コロナ渦で多く利用された技術です。